EXHIBITIONS
おさださとし・山城えりか 2人展
「MASHUP POLYPHONY」
2025年10月11日 (土)〜19日 (日)
OPEN 11:00‐18:00 ※14日(火)close
ドローイングアーティストおさださとしと、画家山城えりかの2人展。おさだと山城は2002年に東京で開催されたアートイベントで出会い、それ以降互いに各々の作品、活動、考え方などについて話し合い切磋琢磨してきた。沖縄に移住してから12年になる今年、15年振りの2人展になる。
沖縄は、その豊かな自然と多様な文化を融合させてきた「チャンプルー」の精神を持ち、平和と「調和」を大切にしてきた。展覧会名“MASHUP POLYPHONY”は、平和を愛し音楽や手仕事を大切にするウチナンチュに敬意を表し、音楽用語として「二つ以上の曲を合成して一つの曲にする技法」であるマッシュアップと同じ意味(混ぜ合わせ)をもつチャンプルーを表現している。チャンプルー文化は対立や偏見を超えた調和の精神を表していると思う。
「複数の異なる旋律が、一定の秩序のもとで同時に進行する音楽」を意味する「ポリフォニー」には「独立した旋律同士の和声的な調和が追求される」という特徴がある。本展は「ポリフォニー」のように2人の独立した作品が和声的に調和することを目指す。展覧会名を象徴するようなコラボレーション作品も初めて制作した。ご高覧いただくことで、2人の作品の「混ぜ合わせ」による新たな展開をぜひ感じていただきたい。

長田 哲
おさださとし/長田哲/SATOSHI OSADA
個展 “HARMONY/MASHUP/NEUTRAL”
2022年8月13日(土) - 21日(日)
11:00 - 18:00 15日(月)休廊
ハーモニーは「調和」、マッシュアップは「混ぜ合わせ」、また
音楽用語として「二つ以上の曲を合成して一つの曲にする技法」
を意味する。電子音楽を聴き、そのイメージを絵に描く中、
ハーモニーについては色面を重ね合わせることで表現してきた。
ここ数年は「二つ以上の絵を合成して一つの絵にするという技法」
で描いている。ニュートラルは「中立」「中性」という意味の他に
「無彩色」「あいまいな色」という意味もある。
あいまいな色を多用し、抽象と具象の中間的な構成、
絵画・イラスト・デザインの中間的な表現で描いている。
戦争・テロが続く世界情勢に生きる今「調和」と「混ぜ合わせ」は
ニュートラルな視点をもって行動する上で有効な手立てだと感じる。

長田哲・平川恒太2人展




長田 哲

平川 恒太
写真 田港栄輝 氏提供
オープニングパーティー風景


