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草間 彌生​ (くさま やよい)

1929年 長野県松本市に生まれる。10歳の頃より水玉と網模様をモチーフに絵を描き始め、水彩、パステル、 油彩などを使った幻想的な絵画を制作。
1941年 長野県立松本第一高等女学校入学。
1949年 京都市立美術工芸学校卒業。
1957年 渡米、シアトルに住む。巨大な平面作品、ソフトスカルプチャー、鏡や電飾を使った環境彫刻を発表する。
1960年 代後半 ボディペインティング、ファッションショー、反戦運動など多数のハプニングを行う。また、映画制作や新聞の発行などメディアを使った表現にも着手する。
1968年 自作自演の映画「草間の自己消滅」が第4回ベルギー国際短編映画祭に入賞、第2回アン・アーバー映画祭で銀賞を受賞。この頃よりヨーロッパ各国で展覧会、ハプニングを行う。
1975年 帰国。美術作品の制作発表を続けながら、小説、詩集を多数発表。
1982年 初の回顧展、草間彌生展 Obsession(東京・フジテレビギャラリー)が開催。
1983年 小説『クリストファー男娼窟』が第10回野生時代新人賞を受賞。
1986年 草間彌生展(フランス カレー美術館、ドール市立美術館)
1989年 Yayoi Kusama A Retrospective(草間彌生回顧展 ニューヨーク国際現代美術センター)In Context:Yayoi Kusama, Soul-Burning(イン・コンテクスト―草間彌生、熱き魂の輝き イギリス・オックスフォード近代美術館)
1992年 草間彌生―はじける宇宙(東京・草月美術館)
1993年 第45回ヴェネツィア・ビエンナーレ日本館で草間彌生展。
1994年 福岡美術館、福岡健康センター、ベネッセ・アイランド直島文化村に野外彫刻を制作。リスボンの地下鉄通路に壁画を制作。
1996年 ニューヨークのギャラリーでの個展を中心に活動。
Yayoi Kusama: The 1950s and 1960s(ポーラ・クーパー・ギャラリー)が、国際美術評論家連盟より「1995-96年の最高の画廊展」と賞される。
1998~99年 ロスアンゼルス・カウンティ美術館、ニューヨーク近代美術館、ウォルカー・アートセンター、東京都現代美術館に 個展巡回。
2000年 3月 ピース・ユニーク・ギャラリー(パリ)で個展。
     4月 ビクトリア・ミロ・ギャラリー(ロンドン)で個展。
     5月 シドニー・ビエンナーレに参加。

◎パブリック・コレクション
ニューヨーク近代美術館、ホイットニー美術館、ブルックリン美術館、ロスアンゼルス・カウンティ美術館、ポンピドーセンター、ステデリック美術館、台北市立美術館、東京国立近代美術館、京都国立近代美術館、国立国際美術館、東京現代美術館 他多数

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