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1986年 沖縄県出身
高校時代に那覇造形美術学院に通い始め、油絵と出会う
2006年4月 沖縄県立芸術大学 絵画専攻 入学
2011年3月 同大学を卒業
展示会「光と影」によせて
告知用に使った作品は、2023年夏頃に制作したF40号の油彩です。展示会タイトルと同じく「光と影」と名付けました。
ここ10年くらい制作や作品発表から離れた生活を送ってきたのですが、コロナ禍になり、自分のやり残したこと、心残り、そんなことを考えていたら「絵を描いて発表しなきゃ」と思いました。
この作品を完成させたあとすぐにこの個展に向けて動き始めたので、私のターニングポイントになった作品であり、描くことへの自信をくれた作品でもあります。
午後の光、植木鉢、地面に落ちたブーゲンビリア。そんな何気もない日常の風景が、光があたって影ができるという現象を描くだけでこんなにも美しい世界になる。
元々デッサンが好きだったこともあって、やっぱりモチーフを描くこと、光と影を追うこと、それを絵にすることが性に合っているんだなと思いました。
初の個展となる今回は、近作の油彩画を中心とした33作品の展示となります。光の反射、影のかたち、面の移り変わり、ものの厚み。そういったものに着目して身近なものをモチーフに描いた作品たちです。
タブロー作品の他にも、ライフワークとして描き続けている石膏デッサンや、グラスやオブジェといった実際に描いてきたモチーフたちも展示しています。
ぜひゆっくりと鑑賞をお楽しみください。
2025.1.10 園田

園 田 明 華
HARUKA SONODA
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